2011年12月05日

TOKYO エンデューロ 2011 Bay Stage レポ

12月3日,千葉県袖ケ浦市にあるフォレストスピードウェイで開催された『TOKYO エンデューロ 2011 Bay Stage』に参戦してきた.


リザルトは,
〜2時間エンデューロ〜
男女混合の部:部長・ネエさん・OH島さん組 3位入賞

〜4時間エンデューロ〜
コーポレートの部:ゲンク・hiropon組 優勝(三連覇)
コーポレートの部:山ちゃん先生・兄さん・ロバさん組 14位
男子の部:オゴさん・OH島さん組 9位

2組が表彰対象となった.

まるで苦行のようなレースを振り返ってみる.
【大会概要とエントリーするまで】
この大会は『コーポレート』という企業・団体・学校などのチームのカテゴリーがある.
そして,この大会は毎年春と冬に開催されており,冬の部では2009年・2010年とコーポレートの部で優勝している.

三連覇がかかる今年はメンツが揃わずギリギリまでエントリーするかどうか悩んでいた.
しかし,なんとか三連覇を果たすためにエントリーだん.


11月末に開催された『ふじのくに』のレース以降,天気予報を毎日のようにチェックしていたが,どうやら当日の12月3日は雨予報.
好転しないかと期待していたが,雨予報は強まるばかり.
雨中でのレースは避けられない状況だった.



【集合〜レース開始】
2:30起床,準備をすすめる.
雨予報なので,ホイールはeaston(CL)予定だったが,万一を考えてFurculmもクルマに積み込む.
結局,荷物になっただけだったが…

3:50病院集合して出発.
病院〜常磐道〜首都高〜東関道〜京葉道路〜館山自動車道姉崎袖ヶ浦IC〜会場,というコース.
ロバさんとオゴさんの3人で向かっていたが,車中では終始『今日のレースが中止になるプラン・走らなくてもよくなるプラン』の話題で持ちきり.
雨だし,寒いしさ.
おまけに会場に到着する6:00前には千葉県を中心とした震度4くらいの地震.

ますます走りたくない.
サーキット近くにある東京ドイツ村(千葉県なのに)に行きたい.
そんな思いが募るばかり.

会場近くのコンビニでOH島さんと合流.
OH島さんはベンチコートを羽織っているが,裸足にサンダル.
寒いんだか寒くないんだかわけがわからない.

会場についてもクルマから出ることはなく,受付も部長・ゲンク任せ.
トイレに行くのに外に出てみたが,寒いのなんの.
本気で走る気が出てこない.

7:00から試走が開始だったが,試走するライダーはほんとに数える程度.
『路面コンディションを確認するためにも試走して下さーい』とのアナウンス.
いや,雨で濡れてるんだから想像できますが…

試走する気は全く起きずクルマでぬくぬくしていたら,部長とネエさんがバイクを降ろして試走の準備をしているじゃないか.
なぜにそんなにヤル気なんだ!?
二人のこんなマンマンの姿,初めて見たかも.
わけがわからない.

とりあえず車中から二人を見送ってしばらく休むことに.
OH島さんも試走したらしいが,ビブショーツで走ったらしく1周で凍えたらしい.
そりゃそうでしょ.
だって,吐く息白いもん.
ますます走りたくない.

自分のレースは11:45開始なので,まだまだ十分に時間はある.
8:00過ぎにパンを食べ,一応エネルギー補給をしておく.

9:00から部長とネエさんとOH島さんが出る2時間エンデューロが開始.
クルマから降りるのも躊躇したが,仲間なので応援に出る.



【2時間エンデューロ】
エントリーしたのは,
男女混合の部:部長・ネエさん・OH島さん.

OH島さんが1時間15分走って稼いで,部長・ネエさんと引き継ぐ作戦.
1周のローリングスタートの後にレース開始.
OH島さんは余裕で先頭集団に入っている.
何周か見届けて雨レースでのラップタイムを確認した後にクルマに戻って自分のレースの準備を始める.
レースの準備をして少しでも気持ちを上昇させないと.

レースはOH島さんが途中で落車し,先頭集団から遅れをとってしまった.
そのため,予定より早く帰還し,ネエさんに交代.
ネエさんは雨が降る厳しいコンディションの中,無事に3周走って部長に交代.

部長は残り40分近くを走りきって無事にゴール.
途中で帰ってきちゃんじゃないかとヒヤヒヤしながら見ていたが,一度のピットインすることなく走りきった.
こんな部長を見たのも久方ぶり.
ほんとにどうしちゃったんだろう??

OH島さんの落車はあったもののクラス別3位で入賞となった.

2時間エンデューロを見届けたので,4時間は走らずに帰ろうと提案したがあっけなく却下.
やっぱり走らなきゃいけないのよね.



【レース準備】
2時間エンデューロと時間は重なっているが雨対策としてやったことを備忘録的に.

ウェアは,
上:パールの長袖インナー,ベスト,愛和長袖ジャージ,2XUのレインジャケット
下:カステリのロングパンツ
その他:キャップ,冬用グローブ,レインシューズカバー

ジャージの下にベストを着ることで保温効果を高めることができると,以前クロさんから教えてもらったので試してみた(レース前に脱いでしまったが).


寒さ対策として,
バルムのレッドともう一つのクリームをカラダに塗りたくり,脚にはワセリンを塗りこむ.


補給食は,
ドリンク:粉飴7スプーン,クエン酸少々,塩少々,ハチミツ,メイタンCCCを水で溶いたの1本
補給食:ゼリー2つ(念のため)

レインジャケット着用でのレースなのでおそらく補給食を食べるのは難しいと判断し,CCCをドリンクに混ぜてしまい,レース前にしっかり食べてハンガーノックにならないように気をつけた.
あと,ドリンクでエネルギーを摂れるようにいつもより多く粉飴を入れた.
予想通り,ゼリーを食べる余裕はなかったが,ガス欠になることもなかった.


バイクの仕様は,
コンポ:Dura7800(53*39,12*25)
ホイール:easton 90SLX
タイヤ:continental grand prix 4000 20c

雨の中での20cに非常に迷ったが,取り替えるのが面倒だったためそのままにしてしまった.
安心して走るのであれば面倒という理由はあってはならない.



【4時間エンデューロ】
エントリーしたのは,
コーポレートの部:ゲンク・hiropon
コーポレートの部:山ちゃん先生,兄さん,ロバさん
男子の部:オゴさん,OH島さん

OH島さんは2時間とダブルヘッダー.

スターターはhiropon,ロバさん,オゴさん.
hiropon・オゴさんは2時間30分予定,残りをゲンク・OH島さんに託して勝ちを取りに行くという作戦.
しかし,この天気,2時間30分カラダがもつのか甚だ不安.
かと言って,1時間で交代して再度走るのもツライ.
なんとか1回の走行でゲンクにつなぎたい.

幸いにもスタート時は雨が止み,少し気温が高くなった感じがするので,急いでレインジャケットと中に着込んだベストを脱いだ.

11:45レース開始.
まずは1周ローリングスタートのため,ゆっくり走行.

今日はアップを何もしていない.
このフォーメーションラップでコース状況を確認し,脚を回す.

コースは↓
course_map.gif

1周2.4km,最大斜度は4.2%.
ホームストレートはわずかな上り,第1コーナーを過ぎて上り,第2コーナー過ぎてから下りはじめて,第4コーナー(右上の矢印のとこ)後からパドック裏手までは上り,その後は下り基調で,ヘアピン(下の矢印)を抜けた後はホームストレートに向けて上る,という感じのレイアウト.

気をつけるべき箇所は第4コーナー.
下りきったとこのコーナーであり,かつコースがパイロンで絞られており,さらにコースが川のように水浸し,さらにアウト側にコース外の土が流れ込んでいるという劣悪なコンディション.

フォーメーションラップで緩やかなペースで走っているのにブレーキは全然効かない.
おまけにコーナーで斜行してくるライダーもいる.
危ないったらありゃしない.

8月のつくば10耐での雨天走行での落車の記憶・さらに20cのタイヤのグリップの不安もあり,積極的にコーナーワークができない状況にあった.
落車を避けることが第一なので,コーナーの立ち上がりでのインターバルがかかることや中切れのリスクがありながらも集団最後尾で走ることに決める.
最初は大所帯の先頭集団であっても少しずつ脚のないライダーがこぼれてくるから,いつかは番手を上げることが出来るはず.
あとは自分の脚を信じて集団についていくだけ.

走り出す直前まではほんとに走りたくない気持ちでいっぱいだったが,レースが始まるとその気持ちよりもどう走ってゲンクにつなげるかということを考えるようになった.
前走車のタイヤの水ハネ・泥ハネ,おまけに雨も降り出していたらしく(水ハネだと思っていた)すぐにウェアはびしょびしょになった.

先頭集団の最後尾で集団を見ながらヒラヒラ走る.
少し前にロバさんがいる.
すぐに千切れるとは言っていたけどいい走りをしている(さてはブラフだったか??).
オゴさんの姿が見えない(あとで聞くと3周くらいで先頭から千切れてしまったらしい).
インターバルは疲れるが,下り区間で休むこともできるし,前走車に張り付いて楽をさせてもらった.

1時間が経過する辺りから徐々に先頭集団での脚力差が出てきて,ホームストレートに入る前の上りで予想通り中切れが起こる.
ロバさんも中切れに巻き込まれようとしている.
中切れし始めているライダー達で前を追おうとするライダーはいない.

ここが一つ目のポイントになるかな.
そう思って,一気にペースを上げて中切れ集団から抜けだして先頭集団に戻る.
中切れ集団は追ってこれない.
ここで10数名以上が先頭集団から脱落.

その後も先頭集団の後方をヒラヒラ.
少しずつ集団のペースが上がっている様子で,さらにこぼれていくライダーが出てくる.
80分くらい経過した時にさらにペースがアップして中切れが続発し,集団崩壊状態.
tweetによるとE1クラス(実業団)のライダーが中心になっていたらしい.
そりゃ集団も壊れるわな.
4-5名の先行を許し,10数名くらいで追走する形になった.
気づいたらその10数名の中にOH島さんがいたので声をかける.
しばらくは10数名で走っていたが,その集団も徐々にバラけ始め最終的に6-7名となる.

自分はと言うと脚が完売間近となってきており,とてもじゃないが2時間30分は厳しそう.
少しでもゲンクが楽できるように2時間以上は走ることに決める.
結局,2時間08分くらいでピットインしてゲンクと交代.
最終周までOH島さんと走っていたのに,交代することだけしか告げず,ゲンクの追走を考えてペースダウンをはかってもらうように伝えておけばよかった.

交代した後は急いで着替えを済ませて応援の準備.
2時間経過の途中経過では,1位と30秒差の2位につけており,3位とは同タイムだった.
きっと80分あたりでの集団崩壊の時に先行されたんだと思う.

交代したゲンクは少しずつ1位との差を詰めていき,残り30分くらいで数秒差というところまで迫り,ついに1位になった.
しかし2位も1秒以内につけている.
つまり同じ集団で走っていることになる.

2位のゼッケンを確認し,ゲンクにマークするようコース脇から叫ぶが上手く伝わらなかった様子.
逆に2位チームからはしっかりとマークされていた.

レース終盤は常にゲンクが先にゴールラインを通過する形でラップを刻んでいた.
そして,運命の4時間経過.
ゲンク,無事にフィニッシュ!

2位チームはどこにいる??
このレースでは携帯でリアルタイムの順位を見ることができる(すごい便利).
ウチが1位のまま変わっていない.

エンデューロ系のレースは終わり方が,
@4時間経過時点でレースは終了し,4時間経過直前の通過タイムが最終タイム.
A4時間経過後の通過タイムが最終タイム.
の2通りあり,今大会のレースでは@の方式.
そのため4時間経過後の通過は周回数として換算されず,その前の周回で終了となる.

前の周回では2位と約7秒差をつけて入っていたので,そのまま1位でフィニッシュとなった.
なのでいわゆるゴールスプリントというものが存在せず,『えっっ!終わったの!?』的な感じでレースが終わった.

それでも,1位であることは確か.

やった!三連覇達成!!



【表彰式】
2時間エンデューロの表彰式は4時間エンデューロ開催中に行われた.

4時間エンデューロの表彰式では世界の新城幸也選手にメダルをかけてもらった.
賞品としてネックウォーマーとリアライトを2名分,エネルギードリンクを1ケースもらった.



【帰路】
一般道で成田経由で帰路.
途中,ゲンク車がパンクというアクシデントがあったが,部長と兄さんの手際よい作業ですぐに交換完了.

成田のスーパー銭湯までお腹がもたず,茂原でご飯を食べてOH島さんと別れ,病院に戻り,解散した.



【レースを終えて】
・シーズン最終戦を優勝という最高の形で終えることができた.
・機材の選択は落車の危険にもつながるから面倒がらずに行う.
・度重なるインターバルでもある程度先頭集団で走ることができていた.少しずつ地脚ができてきたか.

今シーズンは終了.
年間走行距離は目標に届きそうにないのが悔やまれる.

来シーズンに向けて,バイクをオーバーホールに提出.
今月中旬から下旬頃に生まれ変わった女神様に出会えるんだろうなぁ.

それと来シーズンの動向について考えつつ.
posted by hiropon at 23:25| 茨城 ☀| Comment(6) | レース・イベント関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おめでとうございます&おつかれさまでした。
雨できつかったですね。僕も11:45から80分走ってました。
今回亀田さんも2チームエントリーされてたみたいですが、DNSだったみたい?
走り終わってからピットをまわって挨拶しようと思ったんですけど、どこにいらっしゃるかわからずw。
地元千葉県のブランシェさんにも挨拶仕様と思ったけど、やはり見つけられず、でした。
表彰式では挨拶しましたが。
また、一緒に走るときはよろしくお願いします。
Posted by MIK at 2011年12月06日 00:13
【MIKさん】
先日はお疲れサマでした.
過去に経験したことがないくらい苦行のようなレースでした.
確定リザルトを見たのですが,亀田さんはDNSだったようです.
僕も挨拶しようと思ったのですが,わからずじまいで終わってしまいました.
我がチームも内房さんのように層の厚いチームになれればと思います.
また,ご一緒する機会があるときはよろしくお願いします.
Posted by hiropon at 2011年12月06日 21:37
先日はお疲れ様でした!
いや〜、ほんとに苦行でしたね。
未だ体の芯の疲れが抜けない感じです。
最後の緊迫感も痺れました。
やっぱりレースは楽しいですね。
NEWジャージも期待してます!
Posted by ロバ@chigire_gumo at 2011年12月06日 23:51
初めまして。

コーポレートの部2位のチームの第1走者kennyです。(高橋さんとは数回お話ししてます)

あまりにも悔しい2位でしたので、失礼を承知でコメントいたします。

我がチームは、3時間を私、残り1時間をM氏(50歳)、3時間の内に2位以下を引き離し、バトンタッチして逃げる。(交代の際に先頭集団に戻れるか否かが鍵)という作戦でした。

1時間45分頃からのペースアップ(日大理工学部の風間選手の強力なアシストのおかげでもあります)で内房レーシングと他一チームを除き、チームCB以下上位チームを置き去ることに成功しました。3時間の交代時点では第2集団に50秒以上の差をつけたのですが・・・。

しかし、交代のときに誤算が生じました。一つは、スタート直前まで車中で待機していたので交代のピットを決めていなかったこと、もう一つはアンクルバンドの脱着をお願いしていた同僚が、写真撮影に夢中になりすっぽかしたこと。

そして、Mさんがコースインしたときには先頭が、すでにホームストレート先の上り坂の頂上でした。

そのため、集団との合流に2周回を要し、Mさんの脚が攣ってしまい、折角の先頭集団から脱落してしまいました。

その後、結果的にはゲンクさんの集団に吸収されてしまい、ジ・エンドでした。
因みにゲンクさんをマークしていたのではなく、第2集団の尻尾に付くのが精一杯という状況だったようです。

では高橋さんによろしくお伝え下さい。来年もどこかのレースで対決できるのを楽しみにしています。
Posted by kenny at 2011年12月07日 00:17
【ロバさん】
先日はお疲れサマでした.
行きの道中の3人のネガティブモードがよかったですね(笑)
苦行というのにふさわしいレースでしたが,いい形で締めることができてよかったです.
新ジャージは着々と進行中です.
あまり期待せずに待ってて下さい.
Posted by hiropon at 2011年12月07日 22:04
【kennyさん】
コメありがとうございます.
先日はお疲れサマでした.
三連覇がかかっているレースであるにもかかわらず,あまり順位を気にせず第1走を走っていました.
まさか,1時間半過ぎのペースアップでの先行の中にコーポレートの方がいるとは知らず,2時間すぎにピットで戻って途中経過を見たときには驚きました.
あのペースアップはかなり強烈でした,というか見送ることしか出来ませんでしたが…
最終的に約1分差を縮められるとは思ってもいませんでした.
我チームももっと戦略を練ってレースに臨む必要があると強く感じました.
また,レース会場でご一緒した際はよろしくお願いします.
Posted by hiropon at 2011年12月07日 22:10
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